(追記)この方法では全てのコメントを編集できるわけではないようです。わかったらまた書きます。
XCodeで新しくプロジェクトを作ったりファイルを追加したりするとファイルの上部にこんなコメントが挿入されますよね。
//
// AppDelegate.m
// AppName
//
// Created by hoge-name on 2013/11/26.
// Copyright (c) 2013年 fuga-company. All rights reserved.
//
これなんなんですか。みんな邪魔だと思わないんですか。勝手にやるって許せない。
ちなみに、名前や会社名がどこから来ているかというと、XCode5.0.2の時点ではこのようになっています。
名前:Macのログインユーザー
会社名:プロジェクトのOrganization Name
テンプレート
コメント全体はテンプレートファイルから来ていて、/Applications/Xcode.app/Contents/Developer/Library/Xcode/Templates
に置いてあります。
- File Templates
- Project Templates
XCodeでファイルをプロジェクトを新規作成するときにここが参照されるのですね。また、テンプレートは自作することもできるので、オレオレなテンプレートを使って開発が捗るぜみたいなことも可能です。
その方法についてはこの辺りを参照してもらえればよさそうです。
Xcodeのファイルテンプレートを自作する - Cocoa勉強会関西 2012-03-24
テンプレートをいじってしまえ
ということは、元からあるテンプレートを変えてしまえばファイル上部のコメントを変えることができるわけです。
例えば、NSObjectを継承したクラスのヘッダーは次のテンプレートを元に作成されます。
//
// ___FILENAME___
// ___PROJECTNAME___
//
// Created by ___FULLUSERNAME___ on ___DATE___.
//___COPYRIGHT___
//
___IMPORTHEADER_cocoaSubclass___
@interface ___FILEBASENAMEASIDENTIFIER___ : ___VARIABLE_cocoaSubclass___
@end
COPYRIGHTを出したくないと思ったらその行を削除してしまえば良いわけです。 ところでこのテンプレートファイルにはいろいろなパターンが存在していて、どれを変更すれと、どの場合に効いてくるのかよくわかりません。そこで、Templates配下のファイル内を一括検索&一括置換してしまいます。
念のためgitで管理
この手のファイルを変更してしまうとあとあと困ることもあるので、変更をかけるまえに一旦現在の状態をコミットしておきます。/Application
配下なのでおそらくsudo
が必要になります。
$ sudo git init
$ sudo git add .
$ sudo git commit -m'initial'
そしたらお好みのエディターで一括置換をかけましょう。例えば日付が要らないという場合は on ___DATE___
を``で置換すればOK。
XCodeを再起動して新しくファイルを追加するとコメントの部分が変わっていることがわかります。
//
// AppDelegate.m
// AppName
//
// Created by hoge-name.
// Copyright (c) 2013年 fuga-company. All rights reserved.
//