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忘れがちなXcodeの環境変数はコマンドで一覧できる

iOS Xcode

XcodeでHeader Search PathやLibrary Search Pathを設定するときには環境変数を使ってマシンや人ごとの差を吸収すべきなんですが、環境変数名が覚えにくいので何度も調べる羽目になります。

そんなとき便利なので、xcodebuildコマンドを使って環境変数一覧を表示させてしまう方法です。これを使うと全てを一覧できるので、あとは適当に使えそうなものを探すだけです。

というか、300行ぐらい出力されるので、こんなにあったのって感じで驚きますね。

$ xcodebuild -project MyApp.xcodeproj -target "MyApp" -showBuildSettings

このコマンドを覚えておくのもしんどいのでシェルの関数として定義してしまうと楽です。

# .bashrc または .bash_profile
xcodeenv() {
    xcodebuild -project $1 -target "$2" -showBuildSettings
}

この関数にxcodeprojファイルとターゲット名を引数として渡します。こんな感じで、$ xcodeenv MyApp.xcodeproj MyTargetなどとやればいいですね。

よく使うけどすぐ忘れる環境変数

$(PROJECT_DIR) → プロジェクトファイルがあるディレクトリ