僕は普段からUS配列のMacを使っている。プログラムを書くにあたってはUS配列のほうが優れていると思っている。
ところで、仕事でWindowsを使うことになったので今日はそのセットアップをしていた。Windowsについているキーボードが日本語配列なのだが、Windowsでも同じようにUS配列を使いたいし、使えないとプログラムを書けない。何かしら方法があるだろうとタカをくくっていたが全然見つからない。どうしよう。
「Windows キーボード US 配列」などと検索したが、WindowsでUSキーボードを認識させる話や、日本語キーボードがUSキーボードとして認識されてしまう話ばかりで、配列を変更する話が全然見当たらない。
どうにかこうにか頑張って、yamy
という「窓使いの憂鬱」というソフトウェアの後継ソフトに出会うことができた。使い方がわかりづらかったが、すでに素晴らしいエントリがあったのでこちらを参考にした。
Windows 7 で yamy を使ってキー配列を変更 (Windows XP での窓使いの憂鬱の後継) - kaosfield blog
同じような検索で情報を見つけられない人がいるかもしれないので僕も書いておくことにした。
まずyamyのダウンロードはこちらで行う。
Yet Another Mado tsukai no Yuutsu プロジェクト日本語トップページ - SourceForge.JP
ダウンロードしたyamyを適当に展開し、exeと同じディレクトリに.mayu
というファイルを作成し、次の内容にする。
include "109.mayu"
include "104on109.mayu"
def subst *RightSquareBracket = *Enter
def subst *E0英数 = *E0英数
mod control += E0英数
key *E0英数 = *LControl
def subst *変換 = *変換
def subst *E0無変換 = $ToggleIME
ファイルの内容は先程の記事からの引用だが、次のようなキー変更をするものだそうだ。
- 日本語 109 キーボードを US 配列にする
- US 配列にした上で ] キーを Enter キーにする (US 配列ではこの位置が Enter なので)
- CapsLock を Left Control にする
- US 配列にしたせいで Space になってしまう無変換キーを IME 起動キーにする
- US 配列にしたせいで Space になってしまう変換キーを変換キーに戻す
こうしておけばyamy
を起動している間はUS配列で使うことができるようになる。素晴らしい。