エンジニアならすでに読んでしまった技術書、内容をマスターしてしまった技術書が家にあるんじゃないかと思う。技術書は買うと高いが、ブックオフみたいなところで売ろうとしても大した値段がつかない。一般的にみれば需要は無いに等しいからね。
ところでAmazonでは個人でも中古品を売ることができることを知っている人はどのぐらいいるだろうか。Amazonにはマーケットプレイスといって、Amazonに掲載されている商品ならだれでも販売できるプラットフォームがある。かなりいい値段で売れる技術書も多い。
実際に最近売れた本を例に挙げてみると、例えば新品で購入すると5000円近くするPythonの本、これを4000円+送料で出品したところすぐに売れた。
Amazonでの中古品
Amazonで買い物をする人なら知っているかもしれないけど、実は商品のページには中古品の表示がある。
このリンクを押してみると出品されている中古品の一覧と、それぞれの値段、出品者情報、状態などの説明を見ることができる。そしてこの中から選んで購入することもできる。
買い手にとっては送料がかかったとしても新品よりも2割〜5割程度安い値段で本を購入できるので、一応それなりに買ってもらえる。
出品手順
実際のところ僕が出品者登録をしたのがかれこれ8年ほど前なので、現行の手順のことはよくわからないが、おそらくこちらのURLから進めればいいのだと思う。
提供するソリューション : Amazon出品(出店)サービス
出品者登録が済んだあとは、商品のページにある「マーケットプレイスに出品する」から出品できる。
出品時にはいくつかの情報を入力する。
- 商品のコンディション
- 新品
- 中古 - ほぼ新品
- 中古 - 非常に良い
- 中古 - 可
- 中古 - 良い
- など
- 商品のコンディション説明
- 在庫数
- 価格
- 配送を自分でやるか、Amazonに代行してもらうか
- 国外発送に対応するかどうか
これに入力すれば出品は終わる。あとは「売れたから発送してくれ」というメールが来るのを待つ。全然売れなければ値段や説明文を変更したほうがいいかもしれない。
お金の流れ
(これ書いていいのかな?いいよね?)
さて、最初に挙げたPythonの本が売れたとき、実際のお金はどんなだったかを書いてみる。
まず購入してくれた人が支払うのが次の金額。
- 商品のお金 4,000円
- 配送料 257円
- 計 4,257円
そして出品者である僕がAmazonから受け取ったのは
- 商品+配送料 4,257円
- 手数料 -760円
- 計 3,497円
となる。
この手数料は金額などによって変わってくるようだ。どういう決まりで掛かっているのかはわからないが、結構持っていかれる。
それでも適当な書店で売却するよりはいい値段が付くし、本当に欲しいと思っている人に安く提供できるので良いサービスだと思っている。僕も良く買う。
Tips
僕が個人的に気をつけていることをちょっとだけ書いて今日の記事を終わりにする。
商品の説明に「個人での出品です」と書く
最近は業者さんが多いが、業者さんは個人と比べると圧倒的に評価件数が多いので何も書かないと評価が低い出品者に思われてしまう気がするからだ。
状態は正直に書く
勉強や仕事に使った技術書がきれいってことはほとんどない。だからちょっと擦れちゃってるよとか、表紙に傷があるよとかは正直に書く。商品のコンディションは大抵「可」で出すし、よくても「良い」程度にして出品している。
ぷちぷちで梱包するよ、と書く
個人での出品だと本の扱いが雑なんじゃないかと思う人がいる気がするので、ちゃんと梱包材で包みますよと書いておく。