Emacsのinit-loaderというelispを使うと拡張機能の設定を複数ファイルに分けたり、環境ごとの設定を別ファイルにわけたりするなど管理が楽になる。
詳しい設定についてはこのあたりを見ればわかる(丸投げ)。
init-loader.el と package.el を導入して快適 Emacs ライフ - Qiita
で、このinit-loaderを使うとEmacs起動後にinit-loaderのログが表示されてしまって微妙に鬱陶しいので、init-loaderの設定のときにログを非表示にすべく、次のように書いておいた。
(require 'init-loader)
(setq init-loader-show-log-after-init nil)
(init-loader-load "~/.emacs.d/inits")
しばらくはこれでよかったんだけど、何かのタイミングでバージョンがあがったらしく、設定があるにも関わらずログが表示されるようになってしまった。困ったのでソースコードを読んでみると、
(defcustom init-loader-show-log-after-init t
"Show loading log message if this value is t. If this value is `error-only',
log message is shown only errors occured."
:type 'boolean
:group 'init-loader)
error-onlyにすればよさそうだ、ということがわかったので設定を次のように変更。
(require 'init-loader)
(setq init-loader-show-log-after-init 'error-only)
(init-loader-load "~/.emacs.d/inits")
これで正常時はログが表示されなくなりました。