フリーメールで登録できないようにしたい、という要望に答えるためにfreemail
というgemを使いました。
このgemはフリーメールのリストを管理していて、該当するかメールアドレスかどうかを判定してくれます。ある程度のリストが最初からあって自分で用意する必要がないというのが良いところです。
使い方は簡単で、
require 'freemail'
Freemail.free?('hogehogehoge@gmail.com')
# => true
みたいな使い方をします。free?
のほかにdisposable?
という使い捨てアドレスの判定もできます。が、用途としてはちゃんとしたアドレスであるかどうかを知りたいことが多いはずなので、free_or_disposable?
を使うのが良いかと思われます。
require 'freemail'
Freemail.free_or_disposable?('hogehogehoge@gmail.com')
# => true
さて、このgemのリストには日本国内のフリーメールなんかは入っていません。とはいえいちいち除外したいドメインをメインのリストに追加してもらうようにプルリクしたりフォークしたりするのはイマイチだなと思い、対象のフリーメールを追加できるようなAPIを用意してプルリクを出し、取り込んでもらいました。
(ちゃんとテスト書いてて去年の俺えらい)
これによって、free_or_disposable?
の判定の前に
Freemail.add_free_domains %w(
yahoo.co.jp
outlook.jp
hotmail.co.jp
live.jp
excite.co.jp
)
みたいなことをしておけば、国内のフリーメールも除外対象にできるというわけです。これを使っているRailsアプリケーションでは、initializerでこの追加処理を書いています。