兼ねてからQuickTimeを使った画面収録までの手数が面倒だなーと思っていたのでAppleScriptで自動化する方法を調べました。
これにより
- QuickTimer Playerの起動
- 画面収録を選択
- 録画開始のボタンを押す
ところまでを自動でやってくれるため、あとは録画する画面をクリックするか、録画したい範囲をドラッグするかだけで録画を始められるようになります。めちゃ便利。
方法
Automatorを使います。Automatorくん、久々に登場するなあ。
Automatorはアプリケーションフォルダにあります。Spotlightなどから検索してもOK。起動したらアプリケーションを選んで開始します。
んで、AppleScriptを選んで右側にドラッグして追加します。
その中身はこう。
tell application "QuickTime Player" to activate
tell application "System Events"
activate
tell process "QuickTime Player"
click menu item "新規画面収録" of menu "ファイル" of menu bar 1
end tell
end tell
tell application "QuickTime Player"
activate
tell application "System Events" to key code 49
end tell
QuickTime Playerを開いてメニューから新規画面収録を選ぶ、という動作をしています。Automatorから実行してみるとちゃんと録画待ち状態になるはずです。
こんな感じで。
アクセシビリティ
さて、これをAutomatorで保存するとxxxxx.app
みたいなものが保存できますが、app
をこのまま実行するとアクセシビリティの都合でエラーが出るはずです。
そこでシステム設定のアクセシビリティで、今回書き出したアプリを許可しましょう。この画面です。
左下の鍵マークを開けてから先ほど保存した.app
のファイルをリストにドラッグドロップします。元々リストに存在する場合はチェックを入れればOK。
これでアプリとして動いてくれるようになります。
あとはショートカットの設定ですが、僕はアプリの起動にSnap
という常駐型のアプリを使っていますので、このアプリも同じように追加すればOK。すぐに録画できますね。
Snapについてはこちら