ElectronってDeveloper Toolでのコピペがそのままじゃできないんですね。
メニューにコピーペーストなど、必要な「編集」機能は実施しておかないといけないみたいです。
よくある「編集メニュー」にある機能というと、
- コピー
- ペースト
- カット
- アンドゥ
- リドゥ
あたりでしょうか。Developer Toolの用途だけでもあったほうがよさそうなのでこれを実装してみます。
普通に実装してみる
メニューのテンプレートに編集メニューとサブメニューを実装します。
label
とかaccelerator
を指定するやり方ですね。
const template = [
{
label: "Electron",
submenu: [
]
},
{
label: "編集",
submenu: [
{ label: "コピー", accelerator: "CmdOrCtrl+C", selector: "copy:" },
{ label: "ペースト", accelerator: "CmdOrCtrl+V", selector: "paste:" },
]
}
];
const menu = Menu.buildFromTemplate(template);
Menu.setApplicationMenu(menu);
もっと楽に書く
ドキュメントを見たらrole
というのを使えることがわかりました。
例えば
const template = [
{
label: 'Edit',
submenu: [
{role: 'undo'},
{role: 'redo'},
{type: 'separator'},
{role: 'cut'},
{role: 'copy'},
{role: 'paste'},
{role: 'pasteandmatchstyle'},
{role: 'delete'},
{role: 'selectall'}
]
}
]
const menu = Menu.buildFromTemplate(template);
Menu.setApplicationMenu(menu);
とすると、こんなメニューになります。
Developer Toolでエラーメッセージを一部コピーするとか、コードを貼り付けて確認するとかは絶対すると思うので、開発効率のためにも編集メニューは必要そうですね〜