先日「エンジニアのための、いますぐ使える文章校正テクニック」という記事がバズっていました。僕はちゃんとしなきゃーと思いながら読んでおりました。
ウェブ制作や開発の仕事で文章を扱う機会は多いはず。書き手は不自然に思っていない文章でも、読み手は違和感をもっていることがあります。文章校正テクニックを覚えるだけでおかしな表現は少なくなり、読みやすい文章を書けるようになります。 本記事では、ICS MEDIAで実践している文章校正の一例を紹介します。 レベル1、基本的な校正ルールを使う いろんな場面で使える基本的な文章校正テクニックから紹介します。 テクノロジー系の名詞は正しく記載しているか テクノロジー系の名詞を間違って使うと、「本当に技術に詳しいの?」と読者からの信頼度が下がります。
記事中に紹介されていた「テキスト校正くん」なるVisual Studio Code用の拡張が良さそうに見えたので早速導入してみました。
テキスト校正くんの導入方法
まずVisual Studio Code(以下Code)を入手する必要があります。こちらのページから各環境ごとのパッケージやインストーラーをダウンロードします。
Visual Studio Code is free and available on your favorite platform - Linux, macOS, and Windows. Download Visual Studio Code to experience a redefined code editor, optimized for building and debugging modern web and cloud applications.
僕はCodeインストール済ではあったものの普段使いはしていませんでした。なので設定ファイルなどをすべて削除し、Code自体をアンインストールしてから再度インストールしました。
続いてCode内、拡張機能の画面からテキスト校正くんを入れます。これだけでOKでした。
ちなみにテキスト校正くんのページはこちらです。
Extension for Visual Studio Code - VS CodeでテキストファイルやMarkdownファイルの日本語の文章をチェックする拡張機能
実際に使ってみた
テキスト校正くんの指摘対象となる単語や文を適当にいれてみました。雰囲気はこのような感じ。
リアルタイムに波線が引かれ、エラー表示のショートカットやマウスオーバーにより内容を確認できます。
ところで僕は先日textlint
を使ってみようといった内容の記事を書いています。そのときはコマンドラインから確認するのみで、このようにエディター上で確認できるようにはしていませんでした。
日本語にtextlintをかけると便利、という話をチラっと聞いたのでブログに応用すべく導入してみました。 まず、textlint自体がこちら。 GitHub - textlint/textlint: The pluggable natural language linter for text and markdown. The pluggable natural language linter for text and markdown. - textlint/textlint github.com そして、日本
コマンドラインで都度実行ですと、そもそも実行するのを忘れがちですし、指摘箇所を探すのも手間がかかります。手軽さと継続性に難ありです。
テキスト校正くんのようにエディター上で確認できれば、すぐさま修正しようという気になるがとても良いです。
Codeを常用していないのが唯一残念なところです。テキスト校正くんは内部ではtextlint
を使用しているはずなので工夫すれば僕が常用するEmacsでも使えるかもしれません。